ChatGPTから使う(MCP接続)

国土DBをChatGPTのプラグインとして登録すると、会話の中で自治体名や住所を伝えるだけで、用途地域・地価・都市計画の記録を呼び出せます。住所を渡した場合は、その住所が属する自治体を特定したうえで、自治体単位・調査地点単位のデータを返します。

このページは2026年8月27日まで「国土DBではOAuthを選ばないでください」と案内していました。同日にMCPサーバーをOAuthに対応させたので、いまはサーバーURLを入れてサインインするだけでつながります。

どちらで接続しますか

使う場所やることAPIキーの入力
ChatGPT(ブラウザ・アプリ)プラグインを追加してサインイン不要
自分で書いたプログラム・他のMCPクライアントAPIキーをヘッダで渡す必要

以下はChatGPTから使う手順です。プログラムから直接呼ぶ場合はAPIドキュメントを見てください。

必要なもの

APIキーを自分で発行したり入力したりする必要はありません。キーごと60 req/min、1日あたり通常1000リクエストで、β期間中は課金しません。

この手順について(2026年9月時点)

ChatGPT側の設定画面の名称や場所は、当社の管理外で変わることがあります。掲載している画面は2026年9月5日に実機(ブラウザ版、日本語表示)で接続したときのものです。メニュー名が違う場合は、同じ役割の項目に読み替えてください。

接続する

  1. 設定のプラグインを開く

    左下のアカウント名から設定を開き、プラグインを選びます。

    ChatGPTの画面左下のアカウントメニューが開き、「設定」が選べる状態
    左下のアカウント名から「設定」を開く
  2. 開発者モードを有効にする

    プラグインの一覧をいちばん下までたどると開発者モードがあります。ChatGPTは、自分で追加するMCPサーバーをこのモードの下に置いています。

    設定のプラグイン一覧。最下段に「開発者モード」がある
    プラグインの一覧の最下段に「開発者モード」がある(他のプラグイン名は伏せてあります)

    スイッチを入れます。ChatGPTはここで、未検証のコネクターはデータを変更したり消去したりするおそれがある、という趣旨の警告を出します。国土DBのMCPは収録データの読み取りだけで、書き込みや削除の操作は持っていませんが、この設定は国土DB以外のサーバーにも効きます。追加するサーバーは自分で確かめてください。

    開発者モードのスイッチが有効になった状態。「リスクが上昇」という注意書きが添えられている
    開発者モードを有効にする
  3. プラグインを追加する

    プラグインの画面に戻り、検索欄の右にあるを押します。

    プラグイン一覧の右上にある+ボタン
    検索欄の右の「+」から追加する
  4. URLを入れて認証にOAuthを選ぶ

    次の値を入れます。アイコンと説明は空のままで構いません。

    項目入れる値
    名前国土DB
    接続サーバーのURL(トンネルではありません)
    URLhttps://kokudodb.jp/mcp
    認証OAuth

    「OAuthの詳細設定」を開く必要はありません。クライアントIDやシークレットも要りません。国土DBが接続情報を公開しているので、ChatGPTがURLから自動で読み取ります。最後に「理解したうえで、続行します」にチェックを入れて作成するを押します。

    新規プラグインのダイアログ。名前に国土DB、URLに https://kokudodb.jp/mcp、認証にOAuthを指定した状態
    URLは末尾の /mcp まで含めてそのまま貼り付ける
  5. サインインして接続する

    国土DBでサインインを押すと、国土DBの確認画面に移ります。何がChatGPTに渡されるかがここに書いてあります。

    「ChatGPTに国土DBを追加」という画面と「国土DBでサインイン」ボタン
    「国土DBでサインイン」を押す
    国土DBの確認画面。接続元のアプリがChatGPT、トークンの戻り先が chatgpt.com と表示され、渡されるキーでできることが列挙されている
    接続元と戻り先を確かめてから続ける。心当たりのないアプリ名が出ていたら、そのまま閉じてください

    続けるとGoogleのサインイン画面に移ります。ここで選んだアカウント宛に国土DBのAPIキーが発行され、ChatGPTに渡されます。

    Googleのアカウント選択画面。「kokudodb.jp」に移動すると表示されている
    Googleアカウントを選ぶ。すでにキーをお持ちの方は、同じメールアドレスでサインインすれば同じアカウントにつながります
  6. つながったか確かめる

    設定のプラグインに国土DBが並びます。サポートされている認証OAuth になっていれば接続できています。

    接続後の国土DBのプラグイン画面。URLとサポートされている認証(OAuth)が表示されている
    接続後の画面。ここから接続を解除することもできます

権限は「読み取りを許可」で足ります

プラグインの画面にある権限で、ChatGPTが許可を求めるタイミングを選べます。国土DBのMCPは収録データの読み取りだけを行い、書き込み・変更・削除の操作を持っていません。「読み取りを許可」を選べば、国土DBに関しては毎回の確認なしで使えて、それ以上の権限を渡さずに済みます

「すべてのアクションを許可」も選べますが、ChatGPT自身が「リスクが上昇」と表示するとおり、確認なしで操作まで実行する設定です。国土DBを使うだけなら選ぶ必要はありません。

会話で呼び出す

入力欄で 国土DB と打つか「+」から選ぶと、そのメッセージで国土DBを使う指定になります。

入力欄に「国土DB」と打つとプラグインの候補が出ている画面
入力欄で「国土DB」と打つと候補に出る

「渋谷区と世田谷区の地価、この10年でどう動いた?」

「東京都千代田区の用途地域の内訳を教えて。建蔽率と容積率も」

「碧南市で最近決まった都市計画を、告示番号と出典つきで教えて」

渋谷区と世田谷区の地価の10年推移を、用途区分ごとの表にして答えている画面
地価公示の10年ぶんを用途区分ごとに並べた回答

ツールが呼ばれたかどうかは、回答の上の「ツールが呼び出されました」を開くと確かめられます。どの自治体コードで何を引いたかが出ます。

ツール呼び出しの詳細。国土DBのGet muni profileに muni_code 13113 を渡している
渡した引数と返ってきた値をその場で確認できる

使えるツール

ツール名説明
get_land_profile住所/自治体コード/place_idから国土プロファイル(用途地域・地価・人口推計等)を1コールで取得する。
get_muni_profile自治体プロファイル(用途地域・地価・将来人口・施設数・標高・行政区域)を取得する。
get_land_price_trends自治体の地価公示(L01)/地価調査(L02)時系列と現年地点明細を取得する。
get_zoning_summary自治体の都市計画決定情報(A55)サブタイプ別サマリを取得する。
resolve_licenseレイヤーのライセンス許諾状態をfail-closeで解決する(台帳公開面)。
list_layers既知の全レイヤー(未投入含む)のingest状態・servable状態カタログを取得する。
get_planning_history自治体の都市計画決定・変更イベント(決定日・告示番号・種別・区域名 + 一次出典)の時系列を取得する。データが無い場合も不存在/対象外/未発見(未到達)の理由を返す(全国網羅ではない、自社収集の一次資料ベース)。
get_disaster_context自治体の災害リスク要約・過去の災害履歴・防災計画の要点・避難所/インフラ文脈を1コールで取得する。データが無いブロックはcoverage=noneで正直に返す(全国網羅ではない、自社収集・公的データの集約ベース)。

引数や戻り値の詳細はAPIドキュメントのMCPの節にあります。

APIキーをヘッダで渡す方法

自分で書いたプログラムや、OAuthに対応していないMCPクライアントからは、APIキーをヘッダで渡します。キーは/developersで無料発行できます。

curl -X POST "https://kokudodb.jp/mcp" \
  -H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"jsonrpc":"2.0","id":1,"method":"tools/list"}'

ツール一覧が返れば鍵とURLは正しく、残るはクライアント側の設定です。401 なら鍵が違うか失効しています。ChatGPTでの接続がうまくいかないときも、これで切り分けられます。

うまくいかないとき

プラグインの追加画面に「+」が見当たらない

開発者モードが有効になっているか確かめてください(設定、プラグイン、最下段)。無料プランではカスタムプラグインを追加できません。その場合は上のAPIキーで接続する方法をお使いください。

URLを入れても認証の設定が出ない

URLは https://kokudodb.jp/mcp です。末尾の /mcp が抜けているか、「トンネル」を選んでいる可能性があります。「サーバーのURL」を選んでください。

登録はできたのにツールが呼ばれない

入力欄で 国土DB と打って候補から選び、そのメッセージで使う指定にしてください。質問に自治体名やコード(例 13101)を入れると呼ばれやすくなります。

接続を解除したい

設定、プラグイン、国土DBの順に開くと解除できます。国土DB側のキーは/developersから失効できます。

429 が返る

レート制限(キーごと60 req/min、1日あたり通常1000リクエスト)を超えています。Retry-Afterヘッダの秒数だけ待ってから試してください。系統の違うシステムごとにキーを分けることはできますが、上限を回避する目的での分割は想定していません(有効なキーは1ユーザー5件まで)。

ほかのDBと一緒に使う

同じやり方で、当社の他のデータベースも同じ会話から呼べます。

サービス扱うものサーバーURL
EDINET DB上場企業の有価証券報告書https://edinetdb.jp/mcp
不動産DB不動産の取引価格・賃料推定https://fudosandb.jp/mcp
政策DB補助金・助成金https://seisakudb.jp/mcp

接続の手順は各サービスのドキュメントを確認してください。Claudeから使う場合はClaudeから使うをご覧ください。